EMS発送での新ルール
2023-02-28
日本郵便から、EU向けの国際郵便についての新ルールが発表されています。
今年の9月22日輸出分から、仕向け地 EU向けは、
内容品のHSコード(世界共通6桁コード)の申請が必須になるとのことです。
対象は、EMS(物品)、国際小包、小形包装物、国際eパケット、国際eパケットライト
HSコード情報を申請しなかった場合、
EU現地での税関の判断になりますが、通関に時間がかかる、
最悪は返送になるなどのおそれがあるかもとのことですので、気を付けましょう。
輸出入貨物は税関でHSコードごとに申告が行われていますが、
通常は委託先のフォワーダーが荷主の皆さまに代わってこの作業をしています。
日本郵便を利用した貨物はフォワーダー経由ではないため、この申請が必要なのです。
▼ HS コードとは?
Harmonized Commodity Description and Coding System”の略で、
“商品の名称及び分類についての統一システム”「輸出入統計品目番号」
実務現場では「関税番号」または「税番」などと呼ばれています。
もっと簡単に、単に「エイチ・エス」という場合もあります。
▼どうやってHSコードを調べるのか?
税関Webサイト(輸出統計品目表)で調べる方法が一般的ですが、
日本郵便での検索サイトも便利かもしれません。