貿易手続き電子化の動き、活発に
2019-02-12
海外での貿易手続き実務がIT化していることに追随して、
日本でも電子化での手続き効率化への取組みが活発化しています。
「港湾の完全電子化と港湾関連データ連携基盤の構築」が閣議決定され、
「港湾の電子化(サイバーポート)推進委員会」が設置されました。
貿易手続きのIT化が今後ますます進むことでしょう。
▼実務現場であったこと
海外原産品を再輸出する際に商工会議所で原産地証明申請した時のことです。
原産地を証明するため、輸入者からのCommercial Invoiceを提出しましたが、
署名サインがないため、却下されてしまいしました。
インボイスには必ず署名がないと効力がないとの考えです。
紙媒体の貿易書類がどんどん電子化されているのに・・・(怒)
IT化になっても、運用するのは人間、柔軟な対応が必要だと感じました。