海の日にちなんで海人たちに思いをはせる
2017-07-18
海の日にちなんで、海で生きる海人たちのことを読み返してみました。
■ 海人(かいじん)とは?
『新訂・ビジュアルでわかる船と海運のはなし』の著者によると、
「海で学び、海で働き、海で戦い、海で遊び、海で生きる、すべての人」
のことと定義しています。
海という大自然に挑戦しその力を利用しようとするしたたかな意志と、
海の懐に抱かれてそれと調和しようとする謙虚さのバランス。
時代と場所を超えて海で生きる海人たちに共通するもののように思います
ともコメントしています。
■ 海にロマンと情熱を持ち続けている著者からのメッセージ:
「太古より船は、人とモノ、そして物語を運ぶ乗り物であり、
それ故に船自体にも様々な物語が付加されてきました。
このことは、グローバル化が進んで狭くなったといわれる
現代の世界においても変わりませんし、これからも多分変わらないでしょう」
■ 海人の視点でながめると、
「海運・物流・貿易・SCM・ロジスティックスの仕事は、
もっと奥ゆきの深いものになって来るような気がするのですが、
皆さんはどう思われるでしょうか?」と結んでおられます。