日本のコンテナ船大手 事業統合へ
2016-11-07
日本の海運産業を代表する日本郵船、商船三井、川崎汽船が、
コンテナ船事業の統合を発表しました。
世界的な景気低迷と原油安による業績悪化がこのような事業統合で
生き残りをしようとの判断になったものと思われます。
先日の韓進(ハンジン)海運の破産にも関連しているようで、
世界的な「スロートレード」で、海運再編の波が押し寄せています。
もともと海運業界には、独禁法が適用されていません。
そのために、航路ごとに「運賃同盟(アライアンス)」が組まれ、
「みんなで渡れば」で、生き残りをかけてきました。
この統合で、世界6位の会社として再スタートを切ることになります。
日本のコンテナ船が事業がスタートしたのは、1968年。
このニュースに時代の変遷を感じています。