韓国の「貿易の日」に思うこと
2023-12-07
12月5日は韓国の「貿易の日」でした。
貿易総額が1兆ドルを超え、世界6位の輸出大国になったとのこと。
その時の記念式典で、輸出の重要性を強調した尹大統領のスピーチに注目です。
・世界6位の輸出大国からそれ以上の飛躍もいくらでも可能だ
・政府がしっかり後押しする
・対外依存度が高い韓国は、海外を我が家のように走り回ってこそ経済に活力が生まれる
・世界を舞台に思う存分に走り回れるよう、韓国の営業社員である私が積極的に後押しする
実に頼もしい尹大統領のスピーチです。
ますます国際マーケットで韓国が大活躍されることと思います。
▼日本も以前は輸出奨励であった
韓国のように、我が国の政府から輸出を奨励することがすっかりなくなりました。
最近、このような輸出企業を積極支援するといったスピーチを聞くことはないですね。
1970年代の日本では「輸出奨励企業表彰」の額縁が誇らしく、社内に飾ってあったものです。
輸出=外貨を稼ぐ=国家から表彰される、といった時代を思い出します。
▼蛇足ながら、日本の貿易記念日は、6月28日です
1859年(安政6年の)6月28日に鎖国から目覚め、横浜・長崎・函館の港を開港し、
自由貿易が始まりました。