渋滞が深刻な ニューヨークで渋滞税 Congestion Surcharge
2019-03-14
最近新聞で読みました。
「マンハッタン中心部に乗り入れるすべての車に「渋滞税」を導入」
来年からマンハッタンに入るすべての車に対して課税されるとか。
すでに今月からタクシーには1台当たり$2.75が課金されているようです。
この記事に目が留まったのは、
「渋滞税」という制度は海運業界では昔からあったからでした。
▼海上輸送で発生する「船混み割増料」 Congestion Surcharge
出入港が混みあい着岸するまで時間を要する場合の割増料金のことです。
コンテナ船は、船そのものに貨物を積み下ろしするクレーンがついていません。
陸上側にあるクレーンを利用しています。
コンテナヤードでしか荷役ができないのです。
そのため、コンテナヤードが混んでいると、沖で空くのを待っているのです。
ニューヨークの渋滞税も、貿易で使われる船混み割増料も、
同じ「 Congestion Surcharge」という言葉が使われています。