名古屋港のコンテナヤードでシステム障害
2023-07-10
一部の新聞・テレビでは大々的に報道されましたが、お気づきになりましたでしょうか。
先週、名古屋港で使われているターミナルシステム(NUTS)がサイバー攻撃を受けて、
コンテナ搬出入だけでなく、本船への積み降ろしもできなくなるなど支障が出たとのこと。
今回のシステム障害は、名古屋港のみで運用されている端末システム内でのトラブルで、
紐づいている本体システム(NACCS)への影響がなかったために
2日ほどのダウンで、大ごとにならずに済みました。
▼NACCSとは
輸出入業務の処理を一元管理しているビッグシステムのことで、
税関申告をはじめ、貨物の管理だけでなく、関税の支払い管理や輸出入許認可もすべて
このNACCSで処理されています。