世界の主要コンテナ港トップ20
2022-10-04
世界の主要コンテナ港について、
毎年公表されていますが、2022年上期の取り扱いトン数が公表されています。
コロナ禍で各地の港湾が混雑し、本船スケジュールが大幅に遅延したり、
トランシップ貨物が大幅に増加したなどで正確な取り扱いトン数でない可能性ありえますが、
ご参考までに情報共有申し上げます。
・このところしばらく中国の港がトップ10を占めてきましたが、
今回の発表も同じ傾向が続いています
・上海港のトップは揺るがず、トップ10の内7港が中国
ただし、
・上海は、1位には変わりありませんが、ロックダウンの影響で取扱量▲1.8%ダウン、
上海の代替ルートとして、3位の寧波が8.8%増と大幅な伸び
・韓国釜山とSingapore、LosAngeles/Long Beachがランクインしていますが、
ヨーロッパ・アメリカの港は11位以下でした
▲残念ながら、日本の港はトップ20の圏外
コンテナ運航会社から見れば、取扱量が多いほうが、貨物が多いということで、
コンテナ船の運航頻度が多くなります。
荷主にとってもコンテナ船の選択肢が多く便利ですが、
2020年データで東京港が44位、横浜、神戸などその他の港ははるかに下の順位です