デジタル化の強化だけではなく・・・
2022-12-22
ファーウェイからはじまった半導体をめぐる米中間の攻防が広がりを見せており、
日本でも「特定重要物資」として法制化されるだけでなく、
「セミコンジャパン」展示会に岸田首相が直接駆け付けるなど
アップルカーの登場も近いなど、半導体が大きく注目されています。
最近の半導体業界誌に
「米国による中国・半導体業界に対する輸出規制の強化の影響が日本にも及ぶのではないか」
というテーマでの記事に目が留まりました。
半導体は世界各国で大競争の時代になりつつあり、
日本としては、世界に比べて圧倒的に遅れているデジタル化と人材確保の強化が
喫緊の課題と指摘しています。
デジタル化の強化だけではなく、もっと根本的なことも指摘されております。
・日本はコロナ禍からの立ち直りに大きく出遅れている
・海外企業はすでに他国へどんどん出張に出ているが、日本はまだ慎重
・競争力に差が出ないようにすぐにマインドを切り替えるべきではないか
この業界誌の言わんとするところは、
半導体業界だけではなく、多くの業界に当てはまるように感じました。