Small is Beautiful
2020-05-18
テレワークで在宅勤務が増え、何かと不便や慣れないことばかりですが、
企業活動も変革を求められています。
1970年代のオイルショックを警告して一躍世界のベストセラーとなり、
時代の合言葉にもなったE. F.シューマッハーが書いたこの書籍を覚えておられる方も多いと思います。
当時のオイルショックに不安を抱く世界に波紋を投じた書籍でした。
「人間中心の経済学」との副題もついており、
最近の状況と相通じるものがあるような気がして読み返してみました。
・人びとはほとんど例外なく、巨大信仰という病にかかっているが
会社の規模を小さくすることで 整然とした秩序と同時に雑然とした創造的自由をめざす
・何かの行動を起こすときには、小さな組織が要る
だれでも限られた数の人としか一度に接触できないから
蛇足ですが、このような記事もありました。
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飲食店が担うのは、おなかを満たすことだけじゃない。
居場所、よりどころとしての役目も果たしてきた。
外出自粛の中、その存在の大きさを再認識した人もいるのではないか。
(読売新聞 味わい書店 2020年5月⒗日夕刊より)
「スモール・イズ・ビューティフル」の気持ちで乗り切るようにいたしましょう。