ついにCFSチャージも値上げの方向

2022-04-25

輸入貨物を混載コンテナから取り出す際に輸入者に請求される(CFSチャージ)は、
長年にわたって金額が固定されてきましたが、

海上混載業者が委託しているコンテナヤード内にある混載貨物専用倉庫のコストアップ
に耐えきれず、ついに値上げの方向のようです。

時期、値上げ幅は、各社から後日発表となる見込みのようですが、

概ね7月1日以降、1,000円のアップの見込み。
現行3,980円が改定後4,980円(レベニュー・トンあたり)

コロナ起因で、海上運賃やサーチャージの値上げが続いていますが、
日本側で発生するCFSチャージだけは、ずっと据え置きでした。

コンテナ輸送が導入されて50年ほどになりますが、
この間、CFSチャージが値上げになったことはほとんどなかったと記憶しております。

▼レベニュー・トンとは
運賃計算は、実重量または容積重量、いずれか大きい方で請求されます。
船会社から見て、運賃収益となるトン数=運賃計算対象となるトン数のことです。
そのため、レベニュー(収益)トンという表現がされています。

Copyright© 2004- サプライチェイン作り国際展開のプロアイズ All Rights Reserved.