これは便利かも、EPA/FTAの書類作成ツール
2021-08-30
EPAやFTAに必要な書類を簡単に作成できるツールについて,
便利かもしれないと思える情報を共有したいと思います。
JETRO「原産地証明ナビ」
利用者登録のみで誰でも利用でき、しかも無償です。
入力する必要情報にもとづいてHSコードの特定と原産性を判定でき、
自動的にこのような書類の作成もできるとか。
・日EU・EPAの原産地証明書
・CPTPP(TPP11)の原産地証明書
・日英EPAの原産地証明書
・関税分類変更基準の根拠書類
・付加価値基準の根拠書類
・関税分類変更基準と付加価値基準併用の根拠書類
利用者登録をすると無償で提供されるEPAやFTAの基本的な説明、
特に原産地規則についての資料に目を通すだけでも価値があるように思います。
▼ 関税メリットを受けるには、「HSコード」がキーポイント
・対象商品のHSコードを特定し、
・HSコードごとに取り決められた「原産地規則」を確認する
EPAやFTAごとに対象となっていないHSコードもあるためです。
▼すべての商品が関税撤廃になるのではない
すべての商品が関税撤廃の対象ではないことに注意しましょう。
対象となるHSコードの特定を正確かつ効率的に行う ことが大事です。