あまり聞きなれないサーチャージが登場
2021-12-20
コロナ禍で海運、航空ともに
・運賃がずっと右肩上がり
・スペースがとれない
・スケジュールが大幅遅れ
と踏んだり蹴ったりの国際輸送ですが、
まだまだ収まらない見込みなど厳しい局面が続いています。
▼国際運賃の設定は、基本運賃プラス割増料(サーチャージ)
航空輸送も海上輸送も、基本運賃に割増料が加算されます。
割増料には、原油価格や為替の変動など予測不能な要因が含まれていますが、
最近は、サプライチェーンに関するサーチャージが登場してきています。
▼米国起因のサーチャージ
米国西岸をはじめ、世界各地の港湾事情はまだまだ混乱しており、
海上輸送では、ピークシーズン・サーチャージ(PSS)の課金も相次いでいます。
・Emergency Recovery Surcharge(ERS)
・Emergency Freight Additional(EFA)
・Emergency Congestion Charge(ECC)
・Premium Freight Surcharge(PFS)
などのあまり聞きなれないサーチャージが登場してきています。
航路ごとにサーチャージが細かく設定されていますので、
基本運賃プラス割増料の合計での運賃コストをご確認されますように。