コンテナ船をチャーターするケースが増えている
2021-09-21
中国発の物流情報ですが、ご参考までに
コロナ禍による輸送混乱の長期化で混乱している海上コンテナ輸送に対応するため、
欧州・米国向けでコンテナ船をチャーターするケースが増えているようです。
コンテナ輸送は、海上輸送中の混乱というのはほとんどなく、むしろ遅れとなるのは、
コンテナが陸上にある輸出地と輸入地のコンテナヤードで発生しています。
大手荷主は、コンテナ船をチャーターすることで、 サプライチェーンのリスク最小化が可能でしょう。
大手荷主だけでなく、フォワーダーによるチャーターも増えているといわれています。
▼2つの顔を持っているフォワーダー
ひとつは、キャリアーの代理としてみなさまに国際輸送サービスを提供しており、
もうひとつは、みなさま荷主様の代理として一貫輸送サービスを提供しています。
キャリアーとしての国際輸送の責任範囲は、港から港までですので、
フォワーダーが介在することでコンテナが陸上にある間の物流手配ができています。
▼フォワーダーに求めるニーズとは?
コストを安く、早くに運びたい、さらにサービスレベルのよいフォワーダーを選びたい。
気持ちはわかりますが、すべてに〇はないことを理解しておいたほうがいいと思います。
そのために、みなさまの具体的な希望を整理してからフォワーダーを探すことが必要でしょう。