インテグレータ 、最新情報
2021-06-14
▼米国向け受託貨物を1個30キロに制限
いままで インテグレータ (国際宅配便)は、 70キロ(実重量)の重量制限がありましたが、
・コロナ禍での旅客便などのキャパシティ低下
・スエズ運河座礁事故など海上市況混乱に伴う“船落ち”での航空貨物の増加
などの原因により、
米国ハブでの滞留貨物が急増、米国向け貨物の重量制限が開始されています。
ただし、いまのところ、DHLだけのようです。
▼「インテグレータ」とは?
輸出入を行う際に切っても切れないのが、フォワーダー。
かつては航空貨物を取り扱う業者を「フォワーダー」、海上貨物を「乙仲」との区分けがされてました。
近年はこのようなすみ分けがなくなり、すべてフォワーダーと言われています。
小口貨物の国際宅配便サービスは、
フォワーダーでなく、「クーリエ」または「ドア・ツー・ドア」と違う名称で呼ばれれています。
とあるフォワーダーとの打ち合わせに同席したときの会話の一部が印象的でした。
「弊社は、フォワーダーではなくインテグレータです」
そもそも的な疑問がふっとわいてきました。
フォワーダーとインテグレータはどのように違うのだろうか?
一貫輸送サービスができることを強調する時に「インテグレータ」が使われているようで、
日本でよく使われている「ドア・ツー・ドア」と同じ意味です。