コロナ後のグローバル化

2020-05-27

北海道大学の鈴木一人教授が「モノ、カネは止まらない」というコラムを
5月25日読売新聞の論壇誌5月に投稿されています。

興味ある記事でしたので共有したいと思いご紹介します。

いままでの世界の経済は、モノ・カネ、情報とヒトが自由に移動できるようになって
グローバル化で発展してきたことをわかりやすく説明されています。

・グローバル化への最大の転換点は、1971年のニクソンショックの時だろう
・生産コストの安い海外で生産、自国に輸入するようになった
・この輸入のために自由貿易協定が結ばれてきた
・カネとモノが動くにつれて、ヒトも動くようになった

しばらくは国境を越えたヒトの移動にはブレーキがかかりそうですが、
モノ・カネ、情報は、ウイルスを運ぶわけではないので
貿易が爆発的に増えてくるだろうと推測されています。

▼1971年のニクソンショックとは
米国が金とドルの交換を一時停止したことから世界中で対ドル為替相場が大きく変わりました。
日本では、1ドル360円の固定相場だったのが、一気に308円に17%近く大幅に切りあがり、
変動相場制へと変わりました。  

輸入品価格が大幅に安くなったとの認識はあまりありませんでしたが、
当然、日本発の輸出は大幅ダウンでした。

あれから50年近く経ちましたが、 「グローバル化」が大きく進んできています。

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