#24ワークショップのご報告
2016-09-23
8月はお休みしましたが、またワークショップを再開、
12月までの4回シリーズがスタートしました。
9月20日開催の#24ワークショップのテーマは、
「TPP時代はもうすぐ、関税ゼロのメリットへの対応」
ゲストスピーカーもお迎えして
「英文契約書の読み方、注意すべきポイント」の二本立て。
一般的には、
・輸出者が輸出Invoiceを証拠に原産地証明書を申請し、
・輸入者に原産地証明書を提供する
この手続きで、輸入者は、WTO税率で輸入することができます。
しかし、WTOの場合と異なり、TPPの場合は、
TPPで規定する「原産地規則」を証明することで、
「TPP専用の原産地証明書」の発給を受けます。
「TPP専用の原産地証明書」でないと、
・TPP税率でなく、WTO税率となる
つまり、TPPのメリットを享受することができないことになります。
「特定原産地証明書」の申請に必要なHS番号の特定や
原産地規則のチェックなど、ケーススタディーも交えながら、
さまざまな角度から対応を整理、皆さんと情報共有しました。
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次回の#25ワークショップは、2016年10月21日(金)15:00~17:00 です。
【テーマ】国際輸送・小口貨物に焦点を当てたワークショップ
【ゲストスピーカー】・外為取引実務:小口貨物取引における銀行決済
お申込みは、こちらへ:
https://www.proeyes.co.jp/post/20160817