パナマ運河が拡張、「新パナマックス」の時代へ
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プロアイズニュース
VOL.397
2016 年6月27日発行
”貿易のコンビニ”がお届けするプロアイズニュース
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#22 ワークショップ
【テーマ】海上輸送・コンテナに焦点を当てたワークショップ
【日時】2016年7月16日(土)14:00~16:00 (13:45 開場)
【会場】CROSSCOO山セミナールーム
【参加費】¥3,000- (消費税込)
お申込み: https://www.proeyes.co.jp/post/20160620
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太平洋と大西洋を結ぶ世界的な物流の要、パナマ運河が拡張されました。
船舶の大型化に対応するため拡張工事が行われてきました。
新たな航路は航行できる船の幅がおよそ17メートル広がり、
全長366メートル、幅49メートルまでの船舶の航行が可能になりました。
いままでは水深 12メートル・6-7万トンクラスの船しか通行できず、
パナマ運河を通行できる船を「パナマックス」と呼んでいました。
今回の拡張で、水深15メートルまでの船が通行できることになります。
コンテナ船の場合、従来は、パナマックス型(4500本積載)しか通行できませんでしたが、
今後は12000本も積載できるオーバーパナマックス型が通行できることになります。
アメリカ東海岸などと輸出入する日本にとっても、コストや日数の削減につながることが期待されています。
同時に、受け皿となる東京・横浜港、名古屋港、大坂・神戸港で
大規模コンテナターミナル(水深-16m 延長 1,000m)の整備も進められています。